月別アーカイブ: 2025年6月

書籍出版のお知らせ / Publication

研究所の活動成果をまとめた著作『都市のコラージュ―美術・生活・歴史』が水声社より刊行されました。
本書は第1期における研究をまとめた『危機の時代からみた都市―歴史・美術・構想』に続く、第2期の研究実績をまとめたものです。

*詳細はこちらからご覧いただけます。

【目次】

はじめに

[第1部 都市と社会・人々・生活]
都市と国土――国土学アラカルト
大石久和

高層マンションは大震災リスクにどう向き合うか――首都圏郊外S市Y地区を事例として
長田攻一

地域・関係性・象徴的意味――都市的生活世界の軽さと重さ
山田真茂留

[第2部 都市と暮らし・地域・文化]
芸術文化活動と市民的参加
小藪明生

呼吸する都市――ライデンで再発見するアジア
金敬黙

身体と自転車の間の美的関係の尺度――ベルギー/フランス/スイスにおける自転車雑誌の分析(1995-2020)
クレール・ペルグリムズ

[第3部 都市と構想・デザイン・建築]
人々が出会う場所をつくる――劇場という「小さな都市」におけるアートと人の関係性に着目して
古谷誠章

ザハ・ハディドとシュプレマティズム――建築とアートの接近
藤井由理

インターネット上の風景写真から「地域イメージ」をあぶり出す
山村崇

モーリス・アルヴァックスによるパリの街路の研究
池田祥英

[第4部 都市と美術・文学・歴史]
古典古代の文学作品に見られる都市描写――ホメロスの場合
宮城徳也

画像石にみる古代中国の町並みと営み――鉄剣鍛造の作業風景を中心に
楢山満照

都市のイメージ――ソウル/パリ/東京にみる都市空間を彩るアートとモニュメント
坂上桂子

東京のグラフィティ――「TOKYO 2020」以後
小川綾子

謝辞

第33回研究会のお知らせ/Workshop

■日時:2025年7月1日(火)17:00 ~ 19:00
Date: 2025 July 1(Tuesday) 17:00 ~ 19:00

■場所:早稲田大学戸山キャンパス 33号館4階 437教室(キャンパスマップ
Venue: Waseda University Toyama Campus 33−4F 437(Campus map

■プログラム Program
1、金 敬黙(早稲田大学文学学術院教授)
「旅する暮らし―My Sabbatical Journalによるナラティブと風景」(概要)17:00-18:00
KIM Kyungmook/Professor, Faculty of Letters, Arts and Sciences
‟A Life with Travels: Scenes and Narratives from My Sabbatical Journals”

2、藤井 由里(早稲田大学理工学術院総合研究所 研究院客員教授)
「フランス3ヶ月の研究滞在報告:人と人、人と都市をつなぐアート― パリとナントを例として」(概要)18:00-19:00
FUJII Yuri/Guest Professor, Waseda Research Institute for Science and Engineering
‟Art Connecting People to People, and People to Cities: Paris and Nantes as Examples — A Research Report on a Three-Month Stay in France”