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「パリから学んだ画家たち」展

 「パリから学んだ画家たち」展 (塚原史館長・坂上桂子監修)

会期:2017年6月29日(木)~8月6日(日)
場所:早稲田大学會津八一記念博物館 1F 企画展示室

明治時代から現代に至るまで日本の画家たちはパリから多くを学んできました。
本展は早稲田大学が所蔵するコレクションのなかにその一端を見出したものです。

塚原史館長と坂上先生監修のもと、大学院生たちが作品解説、カタログデザイン・編集、展示などを手がけました。

会期中には、担当した大学院生たちの解説をまじえた見学会も行いました。(解説の様子

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△  展覧会カタログ『パリから学んだ画家たち――岡鹿之助から嶋田しづまで』

■「パリから学んだ画家たち」展 作品リスト

  1. 入江観 《ブルゴーニュの丘》
  2. 川島理一郎 《サン・クルーの初夏》
  3. 岡鹿之助 《河岸》
  4. 小杉小次郎 《村の教会》
  5. 島田章三 《ギャラリー》
  6. 島田章三 《道》
  7. 島田鮎子 《道しるべ》
  8. 佐藤泰生 《巡る時間》
  9. 中根寛 《モレーの水辺》
  10.  庄司榮吉 《トリオ》
  11. 中山巍 《窓辺静物》
  12. 猪熊弦一郎 《猫と顔》
  13. 笠井誠一 《マンドリンのある卓上静物》
  14. 小島善太郎 《菜の花》
  15. 三岸節子 《花》
  16. 坂本善三 《黒の構成》
  17. 麻田浩 《ル・トロトワールno.1(Le Trottoir)》
  18. 麻田浩 《ル・トロトワールno.2(Le Trottoir)》
  19. 麻田浩 《原風景(赤)》
  20. 嶋田しづ 《明日は出発》
  21. 嶋田しづ 《リズミカルなティポグラフィ》
  22. 嶋田しづ 《ローズの森 Forêt de printemps》
  23. 嶋田しづ 《かんばせの舞 au printemps》
  24. 嶋田しづ 《真夏の太陽と緑の風車》
  25. 嶋田しづ 《ラ・ヴィ・コティディエンヌa》
  26. 荒川修作 《実際には:盲目の意志Ⅶ(IS AS IT:BLIND INTENTIONS)》
  27. 荒川修作 《実際には:盲目の意志Ⅷ(IS AS IT:BLIND INTENTIONS)》
  28. 荒川修作 《実際には:盲目の意志Ⅸ(IS AS IT:BLIND INTENTIONS)》

[ 文責:山田 ]

第2回「都市と美術フォーラム」(成均館大学×早稲田大学)

坂上研究室の大学院生たちおよび、慎研究室の大学院生たちによる交流研究会、そして見学授業を実施いたしました。

日時:2017年6月2日

場所:成均館大学校 人文社会キャンパス 國際館 9B114

◆開会のあいさつ

・10:00-10:05 早稲田大学 坂上桂子教授

・10:05-10:10 成均館大学校 慎重進教授

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◆発表

  • 10:10-10:30 イ・キフン(成均館大学校) 「北亭まち 人暮らし」
  • 10:30-10:50 慎ディア(早稲田大学) 「ピサロにおけるルーアンの都市表象」
  • 10:50-11:10 イ・ジミン(成均館大学校) 「まちは、どのように作品となるのか」
  • 11:10-11:30 森万由子(早稲田大学) 「モーリス・ドニ作≪フランス美術の歴史≫に描かれた風景
  • 11:40-12:00 キム・スヨン(成均館大学校) 「昔を活かして 未来を創り出す」
  • 12:00-12:20 誉田あゆみ(早稲田大学) 「Emile Galle’s Black Glass and the Paris Exposition of 1889」
  • 12:20-12:40 イ・ジヨン(成均館大学校) 「再び歩く水原」

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フォーラムにて意見交換をした後、成均館大学校の慎重進教授に先導していただき、フィールドワークを行いました。

ソウルでの見学授業の様子

◆見学コース

①樂園(Nakwon)商街―②益善洞(Ikseondong)―③乙支路―④世運(sewoon)商街―⑤廣藏(Kwangjang)市場―⑥芳山(Bangsan)市場―⑦中部(Jungbu)市場―⑧筆洞(Pil-dong)―⑨Seoullo7017-⑩熱情島(Yeoljeongdo)

 

[ 文責:小野 ]

第一回「都市と美術フォーラム」(成均館大学校×早稲田大学)

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日時:2016年6月2日-3日

場所:早稲田大学戸山キャンパス

韓国の成均館大学と合同で第一回「都市と美術フォーラム」を開催し、両大学の学生による8本の研究発表が行われました。

◆発表

  • 白承桓 「ウォルウォル祭りを通して見る「北亭町」の話―都市から人へ届く芸術」
  • 佐々木千恵 「ライオネル・ファイニンガーの摩天楼表象―マンハッタン連作からグラフィック様式」
  • 金承潤 「都市再生時代の「共感、共有と協力による芸術」―聖水洞の話」
  • 菅野美奈子 「都市の労働者としての踊り子―エドガー・ドガの1870年代末における作風の変化」
  • 金賢姃 「若い力と共に行う都市再生―「弘大 歩きたい通り」と「京義線 森の道」の話」
  • 吉村真 「世紀転換期のボナールの作品における街路と通行者の変容」
  • 全恩主,  Ikseon, the Neighbor’s Talk
  • 山田隆行,  Berenice Abott’s “Changing New York” : People and Lives of the Heterogeneous City

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初日は研究発表、二日目は丸の内・表参道の見学会が開催され、両校にとって充実した二日間となりました。

 

[ 文責:森万由子 ]